なんともスケールの小さいタイトルだな。と思わないでほしい。
実は職場の人間関係構築において、これはとても重要なことなのだ。ビジネスマナーでもなんでもないんだが、コミュニケーションにおいてとても大切なことなので記しておく。
戦国武将織田信長は、贈り物の達人と言われていたそうだ。上杉謙信、武田信玄、お寧等々、相手が喜びそうなものを熟考して、贈り物を送る。戦国時代においても、贈り物というのは、政治に十分利用されてきたのだ。
考えてほしい。相手が真剣に選んでくれた物を貰っておいて、その人のことが嫌いになる人なんていないでしょう?
お土産を買ってくるといったちょっとした気遣いで、その後の仕事がやりやすくなるならちょっと考えてみても良いのではないか。

現代、お土産を買わない人が多いのはなぜ
ある民間企業の調査によると、帰省するたびに職場へのお土産を欠かさない人は、4割近くに上るという。ということは、6割近くの人はお土産を買っていないことになる。
私からすると、お土産を買わない人ってそんなに多いのかとびっくりする割合だ。
理由は、「旅行の帰りにかさばるから」、「特にお世話になっていないから」、「毎回必要ないと思うから」、「何を買ったらよいかわからない」とまぁ様々あるようだ。
なぜお土産を買ってこないのか不思議でしょうがない。
お土産は、職場に絶対に買ってくる必要があると断言出来る。配属されたばかりで、職場にまだ馴染めていなかったり、苦手な人がいる場合は尚更だ。
なぜ職場にお土産を買っていくべきなのか。
お土産の効果は、職場のコミュニケーションを円滑にしてくれること!この一点に尽きる。
今までの経験上、職場にお土産を買っていくことで、必ずその職場のコミュニケーションがうまくいく。苦手な人と話をするチャンスだったりするし、お土産や地元の話をネタに少し会話がはずめばそれだけで大儲けだ。
また、お土産を買ってくることで、休暇を取って周りにフォローを頼んだことに対してのお礼だって出来る。
もちろん、義務でも強制でもないので、買っていかなくてもいいのだが、職場におけるコミュニケーションツールの一つとして、お土産ほど有効なものはないと思っている。普通に正確していたら、職場で普段から人に物を贈る習慣なんてないはずだ。職場で物を贈るチャンスは、基本お土産以外ないのだ。

お土産は何を買えば良いのか?
お菓子だ。少し雑だが、お菓子ならばなんでも良い。
あなたが少し想像力がある大人ならばわかるだろう。お土産に生もの持ってこられても迷惑なだけだ。高価過ぎないお菓子が無難だ。しかも手が汚れないものが好ましいので、個包装されているものがベストだ。
でも、正直言うとお土産なんてなんでも良い。
手ぬぐいでもいいい、脂取り紙でもいい。箸置きでもいいし、ポストカードだっていい。喜んでくれそうだな、ウケそうだな、話のネタになるな、と思えばなんだっていいのだ。お土産なんてのはそういうものだ。
そのくらい気楽に選べば良い。
そして、本当にお世話になっている人や仲の良い人には、個別にこっそり渡せば良いいのだ。あくまでこっそりと周りにバレずにやることがポイントだ。
まとめ
これは、単純に職場にお土産を買っていく必要があるか、不要かの話ではない。
職場におけるコミュニケーションや人間関係が良くなるかどうかを基準した話だ。
それを基準に考えた結果、お土産を買ってこないという選択肢はあり得ないと思っている。別に媚び売るわけでもないし、見返りを求めるわけでもない。ただただ、今後自分が働きやすくなるかどうかにフォーカスしているだけだ。あくまでも自分目線。
旅行でも、帰省でもいい。お土産を買ってこれる場面に出くわしたら、迷わずがばっとお土産を買ってしまえ。