一型糖尿病 入院してた時の記録 前半


ネットで調べてみたら、自分と同じ一型糖尿病の方って結構自分の情報上げてる。なので、自分も前半後半に分けて勝手に公開します。何かの参考になればと思う。

ちなみに入院前の自分にはこんな感じで症状が出てきました。
ネットにあがってる症状そのまんま。びっくりするくらい全部当てはまった。

・なんとなく体がだるい。
・夜に異常に喉が渇く。
・昼間眠くておきてられない。
・夜中トイレに何回も起きる。
・よく手足をつる。

上記の症状が何ヶ月か続いて、ようやく29歳の11月に近所の病院に診察にいく。そして、血液検査の結果。即入院と告げられる。

すぐに大きな病院に移され、さらに精密検査を行う。
⇒この辺の記憶は曖昧だけど、いろいろ検査したと思う。

その日のうちに一型糖尿病と判断され、入院が決定。これから毎日注射を4回打ってくださいと申告される。
⇒まじかよ、、絶望的な気持ちになった。これからどういう生活になるのだろうと思った。

まず会社に連絡し、状況を説明して休みをもらう。次に決まっていたツアーやスタジオのリハをキャンセル。
⇒この辺は人に恵まれた。許してくれたし、みんな心配して駆けつけてくれた。

ここから入院生活に突入

【入院初日】

個室ではないので、同じ部屋には重病患者がたくさんいた。いびきがスゲー人。足の指を切断した人。高熱でずっとうなされている人。いろんな人がいた。そしてみんな親切だった。病院での食事は1日3回、その前後に血糖測定とインスリンを注射される。

あとの時間はひたすら時間をつぶすか、血管とか目とかの検査をした。検査の合間に友達が遊びにきた。ニンテンドウDSとドラクエ持ってきてくれた。
普段ゲームとかはしないけど、この時ばかりはゲームに救われた。あと、漫画。眠くなるまでずっとゲームして漫画読んでた。暇すぎる。

【入院2日目】

ほぼ初日が変わらず、一日が過ぎていく。しかしまだ血糖が下がっていない。体重も戻らない。入院生活には初日でなれたが、問題は風呂に入れないこと。血糖が下がらないと風呂には入ったらいけないとのこと。
朝起きて、朝ドラ見ながら朝食。

冒険に出かける(ドラクエ)

いいとも見ながら昼食。

冒険に出かける(ドラクエ)

夕方のニュースを見ながら夕食。。。。何の起伏もなくこんな感じで一日が過ぎていく。

でも、深夜ある事件が、、

夜ベッドに寝てたら、隣の部屋が急に騒がしくなって、心電図の音が聞こえてきた。

「ピッピッピッ…ピッ……ピッ………ピーーーーー」ってなった。

その後人がバタバタ駆け込んできた。たぶん人が死んだと思う。

初めて人が死ぬ瞬間の心音を聞いた。ドラマで見てるあれと一緒だった。一つ違うのはテレビからではなく、真っ暗な隣の病室で体験したことくらい。
そこから先は耳をふさいで目を閉じた。これ以上はきついと思った。そして、早く病院から脱出しなければと何故か思った。

【入院3日目】

朝食前の血糖測定で、急に血糖値が下がっていた。

数値は99だった。テンションあがった。そして、体重がたった一日で3キロも増えていた。

たぶん、栄養を吸収できたんだと思う。うれしかった。ただ、食後血糖は相変わらず高かった。

※今考えると、あの病院の食事じゃ血糖値あがるわと思う。

目と結果の検査の結果が出た。
幸いなことに、目と血管は問題なかった。その日、一型糖尿病の先輩と名乗る人が同じ病室に入ることになった。

名前はもう忘れてしまったけど、クレイジーな人だった。病院を勝手に抜け出して、うなぎ食べに行っていた。よくコカコーラゼロを飲んでた。
看護婦さんにはよく怒られていたけど、面白い人だった。すげー化粧の濃い彼女みたいな人がよくお見舞いにきていたが、この人は2、型糖尿病をこじらせて、足の指を切断していた。指がないことでバランスがとれず仕事中転倒し、足を骨折した為、この病室に運ばれてきたらしい。
もう糖尿病もベテランで、一人でインスリンを打って、一人で血糖測定もしていた。この人と話すのは面白かったし、病気のことも前向きに受け止められるようになってきた。

この日から、自分で血糖測定と、インスリン注射をしてくださいとの指導が病院側あった。

自分で自分の腹に注射を打つイメージが全くなかったから怖かった。でも、注射の針が改良されていて、最初からほとんど痛くなかった。今ではもっと改良されているから、針を刺してもほとんど痛くない。

ここに来てわざわざ入院して治療する意味がわかった。治療ではなく、検査を指導の意味をこめての入院だった。ここから先は自分自身で管理してくださいってこと。やり方は教えるから、あとはご自身でお願いねってこと。

そのやり方を教えるのにはやはり入院させるしかないみたい。

【入院4日目】

一人でインスリンを打つ練習が始まる。すぐに鳴れたし、やり方を間違うことも一度もなかった。

看護婦さんもうまいうまいってほめてくれた。正直いって注射を打つ事自体は簡単だったし、すぐに慣れた。しかし、これを今後日常生活の中で毎日やっていくことにすごく不安があった。

看護婦さんに聞いてみた。

私「これ、みんな毎日やってるんですか?」

看護婦「やってますよ。コンタクトレンズみたいなもんですよ。あれも毎日入れるでしょ?」

私「確かに、、でも注射を打ってるってインパクトありますよね?こんな奴あんまりいないですよね?」

看護婦「まぁね。でも医学の進歩でそのうち打たなくていい日がくるかもしれませんよ。

その時までは仕方ないから毎日やってくださいね。」

私「はぁ、そんなもんですかね」

看護婦「別に悪いことしてるんじゃないんだから、問題ないですよ。気にしすぎですよ。マジでもっときつい人たくさんいますよ?」

正直この言葉に救われた。

「この病院にはもっときつい人たくさんいますよ。。」

結局自分より絶望的ない人が他にいるってことが、救いになるんですよね。これはもうしょうがない。人の不幸と比べて喜ぶなって思うかもしれないけど、本心なんだからしょうがない。この言葉が一番救いになったような気がする。

後半へ続く


現在2018年5月 糖尿病きっついなぁと思っていることはこちら↓


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1件の返信

  1. 2018年4月23日

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