西郷どん 飛脚最強。玄米最高ってなるわけないじゃないか。糖質制限中


私は鹿児島出身ということもあり、毎週NHKの大河ドラマ「西郷どん」を見ている。今年中の楽しみといっても過言ではないくらいだ。今までの大河ドラマにおいて一番運が悪いのが西郷さん。そう。とてもとても運が悪いのだ。現在ドラマの中では奄美大島に潜伏中の西郷さん。今でいう犯罪者が身を隠している状態。まだ序盤だが人生が波乱万丈過ぎる。

ちなみに、鹿児島の人は西郷隆盛のことを「サイゴウサン」と呼ぶが、大久保利通のことは「オオクボトシミチ」と呼び捨てにする。どの土地でもそうなのだろうか。また、現代の「ふっくら=人情に厚い、ほっそり=冷酷」の構図は、西郷さんと大久保利通の影響が大きい気がする。西郷さんは鹿児島では大人気なのだ。

 

 

しかし、西郷どんを見ていて何気に気になるのは、鹿児島~京都~東京間を、基本歩いて移動していることじゃないだろうか。ドラマの中で、西郷さんは鹿児島の実家から、「じゃあちょっと行ってくるよ」みたいな軽い感じで、普通に京都まで歩いて行ったりする。また、殿様に命令されて江戸に交渉に向かう際も、京都から書状を持って江戸まで歩いていく。基本歩いて行って歩いて帰ってくるのだ。

移動手段が基本歩きというこの時代だが、その距離が尋常じゃない。

信じられない。

 

よくテレビで特集される幕末ミステリーよりも、その強靭な体力の方がミステリーだ。

ちなみにそんな西郷さんですが、月照さんというお坊さんを背負って、京都から鹿児島までまたもや歩いて帰ります。しかも幕府に追われる身の為、休む場所もままならぬというオマケつきだ。

もはや足腰は化け物だ。

 

 

そして、西郷さんよりも化け物なのが、当時の郵便屋さん 飛脚。

飛脚とは
江戸時代、職業として手紙・金銭・小貨物を送り届ける仕事をする

 

飛脚は一日100キロ以上も走るのは当たり前で、最高ランクの飛脚は、江戸と大阪間570キロをわずか2日間で往復するんだそう。ありえない。人を担いで東京大阪間を往復なんて、冗談だろと思う。一体何をどうしたらそんなことが可能なのか。

 

少し調べたらたくさんの飛脚の記事が出てきた。

当時の飛脚の食事は一日二回、玄米と漬け物を食べて移動していたんだそうな。そして普段の食事もムギ入り玄米と漬け物、みそ汁、魚の塩焼き程度。

他にもいろいろな記事を見てみると、この玄米が飛脚の体力の秘訣なように書かれていることが多い。玄米とは簡単に説明すると精米されていないお米のことで、玄米には白米とは違う栄養素が豊富に含まれているんだそう。

また、飛脚に限らず江戸時代の農家の一般人もハンパない。とりあえず下の写真を見てほしい。

 

 

田んぼの畦道で米俵を担ぐ女性。

 

・・・信じられない。

左の人は6俵も担いでいるじゃないか。強靭な足腰すぎる。そもそもどうやって担いだんだろうか。こんな人が現代社会に現れたら、恐らくビッグニュースになるだろう。怪人現る的な。ちなみにこの方達も飛脚同様に質素な食事しかしていないそうだ。

 

ここまで読むと、昔の人の食生活すごい。やっぱお米ってすごい。私達現代人も今日から一日二回の玄米食に切り替えよーって思うかもしれない。

 

しかし、ちょっと待ってほしい。

 

どう考えても食事の違いだけで済む話のレベルではない。

玄米食っただけで、米俵を6俵を担げるわけない。もし担げたとしても、一歩も動けませんわ。また、東京大阪間を2日で走って往復できるわけがない。玄米食って質素な食事だけしてれば、昔の人のような強靭な体力を取り戻すことが出来るわけがないのだ。

 

玄米の栄養素が素晴らしいのはわかるが、なんでもかんでも食事だけで話を結論づけるのはよくないと思っている。

 

食事だけではなく、生活環境・生活習慣・当時の精神論 etc…色々な要素を包括して、昔の人は現代人より体力があったんだろうと思う。食生活だけを江戸時代に戻したとしても、現代社会では米俵を6俵も担ぐことはないし、日常的に歩いて大阪に行くこともない。幼い頃から移動手段が歩きだった訳でもない。なので、食事だけでは結論づけられないのだ。

何かを食べたら、すぐに回復するとか、何かを飲んだらすぐに健康になるとかいう話は、漫画だ。

そう。仙豆だ。

漫画ドラゴンボールで、猫の仙人「リン様」によって栽培されている豆だ。この仙豆を一粒食べれば、めちゃくちゃ回復します。

 

 

仙豆なんてものは、この世には存在しない。猫の仙人もだ。

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1件の返信

  1. 2018年5月19日

    […]  東京糖質制限物語!西郷どん 飛脚最強。玄米最高ってなるわけないじゃないか。糖質制限中http://jazzstomp.club/iddm20180519私は鹿児島出身ということもあり、毎週NHKの大河ドラマ「西郷 […]