卵一日何個までOKなのか。


この間のツアー中、途中で寄ったパーキングエリアでことごとくゆで卵を買って食べていたところ、「そんなに卵食べて大丈夫なのか?コレステロール平気?」という質問がとんできた。

この質問はまぁまぁの頻度で登場するが、「またか・・・」といつも思う。
私は何かを悟った賢者のように「全く問題ない」といい、殻を剥いてバクついてやった。実際、厚生労働省も2015年4月に「食事摂取基準」でコレステロールの基準を撤廃してるが、それを伝えてもなかなか信じてもらえない。そりゃ、みんなと同じようにサンドウィッチとか食べたいけど、パーキングエリアではゆで卵くらいしか気軽に食べられるものがないのだ。パーキングエリアにコンビニが併設されているところはいいけど・・・。

しかし、日本に昔から伝わっている俗説というのは、今でもちゃんと日本人に染み付いているようだ。悪い意味で。

この卵=コレステロール=動脈硬化の流れは、今から100年以上前、ロシアでの実験から始まったようだ。どんな実験かものすごくざっくり説明すると、「うさぎ」に卵を食べさせる→血中コレステロールが増加→動脈硬化が発生という実験内容だ。

 

実験の結果「コレステロールは動脈硬化の原因だ!」となったのだ。

 

この件研究結果がロシアから日本に伝わり、伝染病のように日本に流布して現代にいたる。こんなバカげた研究結果が今日まで信じられているかと思うと、怒りと寒気で震えるほどだ。という私も小さい頃はずっとこの俗説を信じていたが・・・信じられないが一昔前の日本なんてそんなもんだ。時代を振り返ると似たようなことは多々ある気がする。

そもそも、うさぎは草食動物、うさぎが普段食べている植物にはコレステロールは含まれていないのだ。そんな草ばっか食ってたうさぎにいきなり卵を食べさせれば、代謝がおかしくなり、コレステロール値が急上昇してしまうのは当然だ。しかし、研究者様がうさぎに卵食べさせて何を遊んでいるんだよと思う。しっかり研究しなさい。

 

 

この研究結果でわかったことは、せいぜい、「うさぎに卵を食べさせると、そのうさぎは動脈硬化になるよ」ってことだ。それ以上でも以下でもない。

やり口的には、近年発表された以下のふざけた研究結果にすごい似ている。

マウスに、脂質、糖質、たんぱく質のバランスが日本食に近い「通常食」と、炭水化物を脂質とたんぱく質に置き換えた「糖質制限食」のどちらかを与えたところ、糖質制限を実施した方の老化が顕著に現れた。

 

この件については、こちらの記事で書きました。「糖質制限は老化を施すのか」

 

こういった健康に関するメディアの煽り方も嫌いだし、それを鵜呑みにしちゃう人たちも、今後はもう一歩踏み込んで考えてほしいなと思う。今はインターネット時代。昔みたいに一方的に知識を押し付けられる時代ではない。少し調べれば、考えるきっかけになる情報はいくらでも出てくる。正しい情報も正しくない情報もインターネット上にはころがっているが、少なくとも考えるきっかけを与えてはくれる。

 

ちなみに私は多いときで卵を一日5個以上食べることがあるが、今のところ全くもって健康に問題ない。また、卵には以下のようにたくさんの栄養素が含まれている。

・タンパク質
・脂肪
・カルシウム
・鉄分
・リン
・ビタミンA
・ビタミンB2
・DHA

すさまじい食材だ。まさに完全食。

完全食(完全栄養食)とは、人間が生きるために必要な栄養素の必要量を十分に含んでいる食品のことだ。

しかしあれですね。サラダチキンは、ハーブ味やチーズ味とかいろいろ販売されているけど、ゆで卵はずっと基本のプレーン味のみですね。たまに塩味があるけど。もっと遊び心があってもよいのでは?個人的には柚子こしょう味だな。

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1件の返信

  1. 2018年6月13日

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