一型糖尿病 完治する可能性について

一型糖尿病は完治するのか?
一生治ることがない病気なのか?

結論からいうと、現時点では完治は難しい。
ほぼ無理だ。一型糖尿病とはそれほどの難病だ。

まず、現在一型糖尿病を完治させる方法は、膵臓移植か膵島しかないというのが現実だ。しかし、この移植もかなりリスクが高いといわれている為、移植する患者はかなり少ない。

現時点では、膵臓や膵島の移植はあまり現実的ではなく、インスリン注射での治療を行っている患者が大多数を占めている。

そもそも、 1型糖尿病は、主に自己免疫によっておこる病気で、自分の体のリンパ球があやまって作用し、膵臓にある膵島β細胞の大部分を破壊してしまうことで発生するのだ。
その為、移植しただけで簡単に完治出来てしまうような問題ではないのだ。

では諦めるしかないのか?

そうではない。

免疫の分野でも研究は進んでいる。かなり期待出来るところまで進んでいるようだ。

現在、自己免疫異常の分野に関しては、その仕組みを解明した坂口志文先生が一番有名ではないだろうか。 1型糖尿病の発症メカニズムの解明、1型糖尿病の根治療法の確立において、とても重要な方だと思っている。

一型糖尿病完治に向けた今後の見通しについて

インスリンの開発・改良
ips細胞の発見
免疫反応の研究

世界中で様々な分野から研究が進んでいる。
どの分野が突破口を開くのかはまだわからない。それでも、日々研究は進んでいる。本当にありがたいことだ。

時間をかけ、自分の時間を犠牲にし、仮説と実験を繰り返してくれる研究者の方達がいる。まだまだ時間はかかると思う。

きっと治る病気になると信じている。

●●で一型糖尿病完治。
××で私は一型糖尿病を克服!

なんて詐欺めいた広告に騙されてはいけない。
この病気は、既に何十年も研究されていて、それでもまだ完治する方法が見つかっていない難病だ。そう簡単に治るはずがないのだ。

私たちが日々出来ることは、いつか完治出来る治療法が開発された時に、出来るだけ健康な状態でその治療を受けれるよう、自分を管理することだと思っている。